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伝統的ヨーガ

2024/5/10(金)-12(日) 伝統的ヨーガ2024「学び・学び直し編」

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学び・学び直し編:持続可能なヨーガの学びのエコシステムへ向けて

このプログラムは2008年から毎年、穂高養生園で実施されて来ている 「伝統的ヨーガの理論と技術」のセミナー・シリーズの一環です。
ヨーガの基礎理論とスタンダードな技法を確認しながら、 日常のトータル・へルスケアに生かせるヨーガの学びの方向性を ガイダンスします。

ヨーガに興味をお持ちで、これからヨーガを始めてみたい方にも、 長年ヨーガに親しんでいる方にも参加いただけるプログラムです。
特に、今後ヨーガをセカンド・キャリア/サブ・キャリアの仕事として 発展させたい方に役立つ内容です。

インドの伝統的精神文化を背景に持ちながらも、 現代的なセルフケアやセラピーのメソッドとしての応用面にも優れたヨーガには、 常に世界各地から関心と期待が向けられて来ました。
そのような期待に応えるため、ヨーガの本家インドでは2015年から 官民一体でのヨーガ改革が着手され、グローバルなステージでの 健全なヨーガの普及に向けたスタンダード化と資格化が 進められています。昨年7月には世界保健機関(WHO)と デリーの国立ヨーガ研究所とのコラボでヨーガの適切な 使用へ向けたハンドブックもリリースされました。

また、インドのヨーガの老舗カイヴァリヤダーマ研究所(1924年創立)で 2014年から開講されているオンラインコースが今年から日本語対応になり、 ヨーガを本格的に学んで行くためのチャンネルも増えました。

そのようなインド側のヨーガ改革と連動しながら、 日本でも持続可能なヨーガの学びのエコシステムが形となって行くことが、 ご自分の健康作りに関心のある多くの人々の利益となることに思えます。

理論面については、事前の予習用講義ビデオを提供します。
養生園でのワークショップ期間中はヨーガの実習面に集中することで、 初めての方にもご自分のヨーガ実践が確立・習慣化できるようご指南いたします。

こころとからだをリフレッシュし、リセットして行くヨーガの 実習の良さへの理解は、ととのった食事や清々しい自然環境のなかで 深く実感できるものがあります。
養生園には、持続可能なヨーガの学びのエコシステムについて イメージして行くための最適な環境が整っています。


日時
2024年5月10日(金)~12日(日)〔2泊3日〕
参加費:
74,000円(1人部屋)
62,000円(相部屋)
最小催行人数:
5名
  • ※料金は消費税10%、宿泊費、繁忙期料金、食費、プログラム参加費のすべてを含みます。

★ゆっくりと養生園の滞在を楽しみたい方には前泊・延泊がおすすめです。新棟、里の家ともに1泊~可能。ご予約時にお知らせください。

ご予約はこちら

参照資料:
- 『ヨーガの適切な使用へ向けた消費者情報(CONSUMER INFORMATION ON PROPER USE OF YOGA : ACTIVITY OF WHO CC - TM (Yoga)-IND 118)』 モラルジー・デーサーイー国立ヨーガ研究所(MDNIY)刊行(2023)
- カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所オンラインYCP(Yoga Certification Plus)
- インド政府AYUSH省YCBシラバス2021年版
- インドヨーガ協会IYAシラバス2022年版
- インド政府AYUSH省刊行(2017) 『ヨーガ検定公式ガイドブック1(Certification of Yoga Professionals Official Guidebook Level 1)』

スケジュール

1日目

■13時頃
集合・温泉入浴/宿泊棟へ
■15時半
オリエンテーション
■17時半
夕食
■19時
ヨーガ談話/リラクゼーション・ブリージング
■21時半
消灯

2日目

■6時半
メディテーション(自由参加)
■7時
実習 *ティーブレイク(9時~)をはさんで
■10時半
朝食
■12時半
原生林散歩
■13時半
ティーブレイク/講義
■15時
自由時間・入浴
■17時半
夕食
■19時
ヨーガ談話/リラクゼーション・ブリージング
■21時半
消灯

3日目

■6時半
メディテーション(自由参加)
■7時
実習 *ティーブレイク(9時~)をはさんで
■10時
荷物整理
■10時半
朝食
■12時
シェアリング
■13時
解散予定
  • ※プログラムは天候などの諸事情により変更になることがあります。
相方 宏・ひで子 相方 宏

講師プロフィール

相方 宏(あいかたひろし)

IYA/インドヨーガ協会会員(LM)。広島生まれ。東京外語大インド・パーキスターン学科卒、インド・マハーラーシュトラ州のカイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジ卒(DYEd1990-91)、1991-93年プネー大学哲学科修士課程(M.A.)修了、博士課程(Ph.D.)中退。1995−7年インド政府給費留学生(ICCR)、1996年インドの大学講師資格試験通過(SET/哲学)。近代的ヨーガ研究のパイオニアであるクヴァラヤーナンダ(1883-1966)が設立したカイヴァリヤダーマ研究所(1924-)に35年勤務したマノーハル L.ガローテー博士(1931-2005)に師事。ガローテー博士が定年退職後1996年に設立したロナヴァラ・ヨーガ研究所のプログラム・コーディネーター。また、2014年に開講されたカイヴァリヤダーマ研究所のオンラインコースのメンター。1998年よりタイランドの大学でヨーガを医療・教育分野に導入する活動に従事(シーナカリンヴィロード大学哲学宗教学科 / ソンクラー大学看護学部)。2004年よりMCB財団タイ・ヨーガ研究所共同ディレクター。(http://www.thaiyogainstitute.com/)2017年よりインド政府AYUSH省のヨーガ教育能力検定試験の日本での実施にも携わる。

1年をインドでの「研究期間」とタイでの「仕事期間」に割り当てながら、ヨーガをテーマとしたインド研究とアジアの精神性の探究を続ける。近年は広い意味での仏教的精神性とヨーガの統合的理解へ注力。また現在インドで進行中のヨーガ改革の方向でのヨーガの再構築を模索。日本では2008年より穂高養生園で「伝統的ヨーガの理論と技術」の合宿セミナー・シリーズを実施。最近は新型コロナ・パンデミックの余波で、日本ではインターネット上での活動に比重が置かれている。

相方秀子(あいかたひでこ)

東京生まれ。1987年より、夫とヨーガの探究生活に入る。1990年よりインド・タイ在住、インドやアジア諸国に伝承されている健康の維持増進の方法論についての研究と活動。公私に渡り、夫の研究と仕事をサポート。ヨーガをテーマとして、インドやアジアの仏教国での自然と同調した伝統的な生き方についての洞察がライフワーク。