インドでインド哲学と「ヨーガ」の研究をされながら、諸外国での「ヨーガ」の実践と普及に努めていらっしゃる、相方宏先生をお呼びし、
スタンダードな「ヨーガ」の理論と技法への理解を深め、
セラピー的なセルフ・ケアに応用する基本メソッドを学ぶワークショップを開催いたします。 現在相方 宏先生は、インドのマハーラーシュトラ州のロナウラ・プネーで研究を続けながら、タイのバンコクを拠点として教育・医療の分野での「ヨーガ」の普及を図る活動をされています。 バンコクのMCB財団タイ・ヨーガ研究所( http://www.thaiyogainstitute.com/)の設立と国立シーナカリン・ヴィロード大学人文学部哲学宗教学科のヨーガ研究室( http://hu.swu.ac.th/cirriculum.html)の開設に参与し、タイ・ヨーガ研究所プログラム・コーディネーター、シーナカリン大学哲学宗教学科ヨーガ研究室の講師をされています。 インドの「ヨーガ」事情や歴史に詳しく、バンコクの大学や病院でアジアの文化と精神性の伝 統との整合性を図った「ヨーガ」の指導をされながら、定期的にバンコクで日本人を対象とした 具体的で消化しやすい「ヨーガ」の学びのプログラムも実施されていらっしゃいます (http://hhyoga.blogspot.com/)。 本ワークショップは、主に医療関係に従事している方に、スタンダードな「ヨーガ」の理論と技法 への理解を深め、セラピスト、「ヨーガ」のインストラクターや各種医療従事者の方々に、 伝統的な「ヨーガ」の知識体系とその応用についてご紹介いたします。 通常、「ヨーガ」を習得するには、何年もの自己実践が伴わないと、なかなか奥の深い効果を実感するのがむずかしいものですが、本ワークでは、「ヨーガ」の背景となる哲学的な部分や歴史の流れを俯瞰して見通し、個々人の具体的な実践方法の組み立て方を学べる数少ない機会となっております。 「ヨーガ」のルーツはインドの宗教的修行法に継承されて来た心身統合の方法論にあります。1920年代に科学的・合理的な解釈に基づいた「ヨーガ」の近代化運動が始まり、一般社会の医療・教育分野への浸透が始まりました。1960年代以降は諸外国にも伝搬されて、インド発の健康法の一種として広く知られて来ました。 しかし、「ヨーガ」は無限とも言える多様性を許容するヒンドゥー教文化に伝承されて来たため、理論や技法面での基準となる公的な統一スタンダードが存在していないことが、諸外国での「ヨーガ」の常識的な理解や社会的受容への障害となっていました。 近年外国での行き過ぎた「ヨーガ」の商業化と、インド国内でも「ヨーガ」に対する関心と期待が高まったことから、「ヨーガ」の統一スタンダードを策定する動きが急です。その土台となっているのは、1920年代から西インドのマハーラーシュトラ州ロナウラで蓄積されて来た宗教色の無い学術的な「ヨーガ」のリソースです。現在、 インド中央政府厚生省AYUSH局の主導で、「ヨーガ」の教育課程の標準化が図られています。 「ヨーガ」は合理的で実用的なセルフ・ケアのメソッドとして、世界的にもホリスティックな医療 への応用が大いに期待されています。そのためにも、医療の現場に携わる方々がスタンダードな 「ヨーガ」への認識を深めて行かれることは有益なことと思われます。是非この機会にワークシ ョップにご参加ください。 (※ 本ワークは医療関係者やセラピスト、ヨーガインストラクター等を対象としておりますが、ヨーガを学びたい方一般の方の参加も受け付けております) ○「講義と実習」の内容 プログラムは講義と実習の2つのモジュールで構成されます。 内容は「近代的ヨーガ」のルーツである、マハーラーシュトラ州 ロナウラの「ロナウラ系伝統的ヨーガ」の枠組に準拠したものです。 「講義」では、「ヨーガ」の歴史的・思想的背景を概観しながら、 「ヨーガ」の理論的枠組みを決めている「ヨーガ・スートラ」の内容と、技法のリソースを提供している中世の「ハタ・ヨーガ」の伝統を概説します。 その背景で、1920年代に「ヨーガ」の近代化の方向性を決めた「クヴァラヤーナンダ(1883−1966)」の業績と、インドの教育・医療の分野で現在までに推進されて来た政策レベルでの「ヨーガ」の動向についても解説します。 「実習」としては、先日マハーラーシュトラ州で策定された高等教育機関での「ヨーガ」の「標準指導要綱」の内容を紹介しながら、無理なく、ご自分のペースで継続できる「ヨーガ」のプログラムのガイダンスをします。
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Wongsanit Ashramでの講義の様子
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○講師紹介●相方 宏(あいかたひろし)
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1959年広島生まれ。 東京外語大インド・パーキスターン学科卒、インド・マハーラーシュトラ州のカイヴァリヤ ダーマ研究所付属カレッジ卒、プネー大学哲学科修士課程修了。 1995−7年インド政府給費奨学生。 近代ヨーガのパイオニアである「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1883−1966)」 のスタッフだった「M.L.ガロテ博士(1931−2005)」に師事。1998年よりタ イランドの大学でヨーガを医療・教育分野に導入する仕事に従事。MCB財団タイ・ヨーガ研究所プ ログラム・コーディネーター、シーナカリン・ヴィロード大学人文学部哲学宗教学科ヨーガ研究室講師。
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※金曜日の午後2時までにチェックインをお過ごしください。 日曜日は午後2時に解散となります。 ●持ち物 ヨーガの出来る服装 筆記用具 お着替え、タオル等
伝統的な「ヨーガ」の理論と技法を学ぶ
平成20 年6月13日(金)ー15日(日) |
長野県南安
曇郡穂高町有明7258−20 TEL:0263−83−5260 FAX:0263
−83−6670 |