かつて日本の民家はほとんど木の軸組と土を塗った土壁でできていました。木舞と呼ばれる下地を竹などの材料で編み、そこに藁などを混ぜ発酵させた土を塗っていきます。土はその土地で採れたものを使うのが一般的でしたし、建物が朽ちてもまたその場に戻っていきます。また、熱をためる容量が大きく、湿度の調整作用があるので、良好な室内環境を保つことにも機能します。このように土は究極のエコロジカルな素材です。今回はこの小屋が建つ場所の土を使い、土壁塗りをします。一部には伝統的な木舞編みも体験してみたいと思います。手に土の感触を取り戻すことは喜びです。
また屋根には土を載せ、植物の苗などを植え、空に向かってハーブなどが育つ草屋根も作ります。建物をつくる、というのはある意味ひとつの破壊行為かもしれません。建物を建てるためにほじくり返したその場所の屋根に、また植生を戻してあげたいと思います。
◇ワークショッププログラム
●1日目
一時スタートとなります。
土壁についての説明
2時から作業開始。デモの1棟を見ながらレクチャー。
土壁の下地(コマイ)の作り方を学ぶ
夜は山田先生の講義です
土壁を使った建築のお話
〜杉山先生がお造りなった白川郷の家づくり
●2日目
朝は散歩を行ないます。新鮮な空気の中、身体をストレッチしましょう。
8時半から作業開始。
土壁を実際に塗っていきましょう。
・土の準備、ミキシング、
・壁塗りの方法をレクチャー
・実際に塗ってみます。
夜の講義
エコロジカルな家作り
パッシブソーラーなど循環を生かした建築の仕組みを紹介
●3日目
モーニングヨガを行ないます。参加者は動きやすい服装で御参加下さい。
・草屋根をつくります。
屋根に土を盛っていきます。土が固定される様にヤシマットをひいてから
土を盛っていきます。植物の苗と種まきをしましょう。
質疑応答、シェアリング、次回の完成パーティーの説明を行ないます。
雨天や作業の進み具合で予定が変更なる場合も有りますので、ご了承下さい